雄大な自然と、どこか懐かしい風景が広がる四国。都会の喧騒を離れ、自分と向き合う、穏やかなひとときを過ごしたいひとり旅にぴったりの場所です。
今回は、四国ひとり旅におすすめのスポットを12選ご紹介します。
【徳島県】自然のパワーを感じる旅
1. 世界レベルの渦潮に圧倒される「鳴門の渦潮」
鳴門海峡で見られる渦潮は、世界三大潮流の一つに数えられるほど、スケールの大きな自然現象です。
春と秋の大潮時には、直径20mもの巨大な渦潮が発生! その迫力に、思わず息をのんでしまうでしょう。
クルーズ船に乗って、渦潮を間近で体感するのもおすすめ。轟轟と響く波の音、ダイナミックな渦の動きは、忘れられない旅の思い出になるはずです。
2. スリル満点!伝説の橋を渡る「祖谷のかずら橋」
平家の落人が追手から逃れるために作ったという伝説が残る「祖谷のかずら橋」。
シラクチカズラという植物で編まれた橋は、長さ45m、水面からの高さ14m。 足元の隙間から川面が見えるので、スリル満点!
橋を渡るたびに、ギシギシと音が鳴り、まるでタイムスリップしたかのような感覚に。 周囲を囲む深い緑、川のせせらぎ、鳥のさえずり… 自然の中に身を置き、心を解き放つ時間を過ごせます。
3. 世界の名画に出会う「大塚国際美術館」
西洋名画を、陶板で原寸大に再現した美術館。 その数なんと約1000点!
教科書で見たことのあるあの名画を、間近でじっくりと鑑賞できます。
館内は広々としており、静かで落ち着いた雰囲気。 ひとりでゆっくりと芸術の世界に浸り、心を満たしましょう。
【香川県】島々の魅力を巡る旅
4. 日本庭園の美に酔いしれる「栗林公園」
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得した、日本を代表する大名庭園。
広大な敷地に、6つの池、13の築山が巧みに配置され、四季折々の美しい景観を楽しめます。
池を巡る和船に乗ったり、茶室で抹茶を味わったり、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
5. アートの島で感性を刺激する「直島」
瀬戸内海に浮かぶ「直島」は、島全体が美術館のようなアートの島。
草間彌生の「赤かぼちゃ」や、安藤忠雄設計の美術館など、個性的なアート作品が点在しています。
島内を散策しながら、アートに触れ、感性を刺激する旅を。
6. オリーブの香りに包まれる「小豆島」
日本で初めてオリーブ栽培に成功した島として知られる「小豆島」。
「小豆島オリーブ公園」では、ギリシャ風車やオリーブ畑が広がり、地中海の雰囲気を味わえます。
「エンジェルロード」と呼ばれる、潮の満ち引きで現れる砂の道も、ロマンチックなスポットとして人気です。
【高知県】雄大な自然に癒やされる旅
7. 天守閣からの絶景を楽しむ「高知城」
築城当時の姿をそのまま残す、貴重な天守閣を持つ「高知城」。
天守閣からは、高知市街地や、雄大な太平洋を一望できます。
城下町を散策したり、歴史博物館で土佐藩の歴史を学んだり、歴史に思いを馳せる時間を。
8. 高知の食文化を体験「ひろめ市場」
カツオのタタキをはじめ、新鮮な魚介類や、高知の郷土料理が楽しめる「ひろめ市場」。
約60軒のお店が軒を連ね、活気あふれる雰囲気です。
好きなものを買って、その場で味わえるのが魅力。 地元の人との交流も楽しめます。
9. 日本最後の清流を体感「四万十川」
「日本最後の清流」と呼ばれる「四万十川」。
沈下橋と呼ばれる、増水時に川に沈むように設計された橋は、四万十川ならではの風景です。
カヌーや遊覧船で川下りを楽しんだり、周辺をサイクリングしたり、自然を満喫する時間を。
【愛媛県】歴史と絶景を巡る旅
10. 文豪も愛した温泉「道後温泉本館」
夏目漱石の小説「坊っちゃん」にも登場する、日本三古湯の一つ「道後温泉」。
国の重要文化財に指定されている「道後温泉本館」は、レトロな雰囲気が漂う建物です。
温泉に浸かりながら、歴史と文化を感じ、心身を癒やしましょう。
11. サイクリングで島々を巡る「しまなみ海道」
愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道」。
瀬戸内海の島々を橋で繋ぎ、全長約70kmのサイクリングロードが整備されています。
青い海と空、緑豊かな島々を眺めながら、爽快なサイクリングを楽しみましょう。
12. 愛媛の郷土料理を味わう「鯛めし」
愛媛県には、大きく分けて2種類の鯛めしがあります。
松山市周辺で食べられるのは、焼いた鯛を炊き込んだもの。 宇和島市周辺では、生卵入りのタレに浸した鯛の刺身をご飯にのせて食べるもの。
どちらも、鯛の旨みが存分に味わえる、絶品グルメです。
まとめ
四国は、ひとり旅で訪れたい魅力的なスポットがたくさん!
自然の雄大さを感じ、歴史と文化に触れ、美味しいグルメを堪能し… 自分だけの癒やしの旅を楽しんでください。